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4:00AM

”考えろ”なんて言わないから

喜劇

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無関係の人間が被告を取り巻き笑っている。

公聴人が被告を裁いて心地よい正義感に浸る。

検察官、弁護士、被告、裁判長だけがシリアスな空気の中にいて、

公聴席の雰囲気はまるで喜劇でも見ているかのようであった。

 

被告はどうでも良いことを考えて佇む。

その後親殺しと同等の罪とされ首を断たれる。

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テレビでよくやってる、刑事や弁護士vs犯罪者みたいなバラエティ番組。

 

クズ 死ね 最低 死ね ムカつく 

まあだいたいのニュアンスはこんな感じで、とにかくスタジオの芸人や視聴者は犯人を叩く。

気分良いですか?それ、相当なんだろうね。

 

確かに犯人のやってることは犯罪だから悪い事ではある。

けど、犯人は被害者(とその弁護士)の敵でしかなくて、無関係の人間の敵では無いし、なんでわざわざ誰も聞いてない罵詈雑言をポイ捨てしてくのかね。

罪人を裁いてる気分なんだろうか。

興味無い僕からしたら滑稽でしかないんだけど。

 

 

覚せい剤や不倫のニュースもよく見るけど、あれだって当事者でもない全く無関係の人間が訳の分からない批判を始めたりする。

あんたたちはそれで何か被害を受けたのかよ?

なんて思う。

 

そういう問題は当事者しか知らない問題が山ほどあって、マスコミの持つ情報だけじゃすべての問題点を判断し糾弾するなんて出来る訳が無いし、やってるつもりなら馬鹿馬鹿しすぎる。

 

こういうのは多分、無意識にやってしまうことなんだろうし、僕だって知らないうちに同じことをしてるかも知れないけど、少なくとも離れた所から問題を眺めた時に少しおかしく感じてしまったりする。