還る

今まで冗談で笑って言っていたことが、書類上での決定を以て後戻りできなくなる。

なんとなくそうなるんだろうとは、思っていたけれど、形に残る決定は重い。

口に出すだけなら冗談で済ませられた。

 

僕を信頼しているのか、或いは自分じゃないなら誰でもいいと思っているのか、分からないけど。

分かりたくも無い。

未だに信じられない自分が情けなくなる。

腹が立ったりはしない。

相手が自分であっても無責任だ。

結局は僕が悪い。

 

状況が変わるのを嫌う。

客観的に見てそれが良い方向への変化だったとしても、僕はその一時に抱える不安を嫌う。

慣れてしまえば変わってしまうのが怖い。

選択をやり直せないと決まるのが怖い。

進路で何も考えられないのも、言い訳みたいになるけれど、そうなのかも知れない。

そうして楽しみを楽しむことが段々と出来なくなる。

 

悲観的な感覚は矛先を変える。

八つ当たりだけはしたくないのに、タイミングが重なるなんて運が無い。

界隈での揉め事からは身を退きたいのに、我慢ならなくなって文字になる。

最悪の流れだと思う。

 

後悔するか、正しかったと思えるかなんて、本当に予測が付かないもので、

気づけば取り返しがつかなくなる。

頑張ろうなんて言えるほど、先方が見えてないわけじゃない。

十分に先を見ている結果がこれか。

 

今までどれだけ損をしてきたか。

これから先だって、分からないことだらけでただ怖い。

 

安心しきった僕を考えるだけでまた自分が嫌になる。

避けられないのがこれほど辛いなんて。

自分からかえることもできなくなってしまった。