4:00AM

”考えろ”なんて言わないから

ひとはちいさい

「誰か、誰か助けてよ」って。

口に出さなくても、それはいつも思っていた。

ひとりだ。

僕の出来の悪い脳味噌に寄り添う人はいない。

誰か、誰か、と。

そうして問題を先延ばしにしていたんだと思う。

事実だけれど、それでももう、一人でいいかなって、思えてしまった。

だって、誰かいたとして、どうするんだ。

僕はちゃんと話せるか。

本当の事を言えたことが、今まであったか。

無いんだよ、たぶん。
何が正しいとか、正義が悪がとか、全部否定しきれないから、もうやめてしまいたいと思った。
もちろん無理なんだ、たぶんずっとこのままだ。

 

先のことが全然考えられない。

そもそも今通う学校を出ることすらできないまま、死んでしまう。
そうしてしまいたいと思ってた。
まあ、無理だろう。

全部を見ている神様が、ずっとずっと大昔から居て、僕等を見ているとして、
その目に滑稽に映らないように生きたかった。
突き詰めていくと、それはもう、死ぬしか方法が無いのだ。
きっと、そんな僕にも構わないだろう。
蔓延る能天気にも飽き飽きしているだろう。
数え切れないほど、無限に近いほど、同じことを繰り返した。
何かが発展したって、何かが壊れていったって、結局は同じことを繰り返している。
全部を殺そうとも思わないだろう。

 

神様は居ない。
存在できない。
例え誰の都合にも左右されない、孤高の支配者が居たとしたら、彼は自ら命を絶つだろう。
できるならの話だが。

 

生まれた瞬間から、死ぬまでの間、必死に生きる許しを乞うている。

 

全てを無為にするのはやりきれない。
落ち着かない。
誰かがひたすら恨んでいるんじゃないかという心配をする。
ひとは小さい。
少なくとも僕には、積極的な考えは無理だ。

 

ひとは小さい。
とても小さいけど、だからなんだって言うんだろう。
それを理由に自分勝手に生きるなんて、僕は好きじゃない。
許されないとは言わない。
許す、許されない、なんて、誰に向かって言ってるんだろう。
そんな権利、誰だって持ってない。