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”考えろ”なんて言わないから

Throw Shade

許せないことがあまりないのは、自分が許されていたいから。
誰かに嫌われて、誰かに恨まれて、「ごめんなさい。許してください」と言っても「許さない」と言われるのが、嫌だから。
誰かを許さないのは、きっととても簡単だ。相手がいくら乞うても、それをどうしようが自分には全く関係が無いから。
少しでも相手に落ち度があって、自分が被害者の立場に居れば、相手を嫌おうが恨もうが許さずにいようが、たぶんそれで認められるだろう。

 

その場合に"許される"相手の基準とは。
仲の良い友人ならいいのか、もっと親しい人ならいいのか、無関係の人間でも許せるのか。
過去に僕が許されないことがよくあったのは、どうしてだろうか。
僕は相手を嫌おうともしなかったし、嫌われたくなかった。
誰かを許さないなんて、相手が嫌いな人だった時くらいだろう。
じゃあ僕は嫌われていたのかな?
そうでないなら理解できない。

 

そのせいかは知らないけど、ぼくは大抵の場合、許さないなんてことはない。
だって僕の身の被害なんて無いに等しいことばっかりだから。
口喧嘩で絶交だなんて笑えない。
僕は許すけど、他の誰かはそんなことも知らずに言いたい放題。

 

僕と他の誰かでそんなに違う物なのかな。
そんなに人を嫌いでいたいのかな。
それとも僕が余りにも価値の無い人間だったからかな。

 

分からないけど、僕は他人から嫌われたり許されなかったりすることに、すごく大きな理不尽を感じてしまう。
「そんなことで」と思ってしまう。

 

まあ人は他人の気持ちなんて分かるものじゃないし、僕がここで勝手に愚痴を並べても仕方が無い。
でも、軽蔑は、きっとするだろうね。
何も言わないのが一番を得をするだろう。
心の中で、僕は誰かを軽蔑する。
それでも、表ではいつも通り笑っていられるんだから。
寛容だと、心が広いと言えるだろうか。
そんなの知らない。

 

僕は怯えている。
僕は他人に嫌われないように必死になっているというのに、誰もかれもが、僕を追いつめようとする。
誰に対してでも無い。
"他人"という大きな枠で括って、僕は彼らを不出来な人間だと、そう悪口を言っている。