4:00AM

”考えろ”なんて言わないから

0,3mmの心臓

アロハシャツに拳銃
煙草を咥える教師は穴だらけの皮肉を言う
誤解の目
銅像が降ってくる
損害賠償に大雨
風に乗って消える札束
落ちていく装飾、ハートの形
灰色の天井
同居人を殺害
悲痛の扉まで
折れる芯は空に跳ねて見えなくなる
小さなメモ帳
大切なメモ帳
人形の目
息をしない四字熟語

 

似顔絵を消した跡
見えない目
何度目かの取り決め
門限
街灯は諦めろと言った
眠い振りだけ
挙手
教養に満ちた誰かの不幸
永遠に更生
霧に沈む街
暴風雨の応答
朝は夜を待ちわびている。
解答用紙の一人歩き
その首は上下左右へ迷い迷い、笑った
誰もが笑った
誰かが見ていた。

 

― ― ― ― ―

 

雨で暗い日。
気分の悪い非日常感が、これは夢なんじゃないかと思わせる。
今、目を覚ませと少し無理矢理な方向に意識を飛ばせば、窓を開けたままにして虫の鳴き声がして、少し寒いいつもの部屋に引き戻されるような気がする。
頭が回っていない。帰りたい。
いつもと同じようで実は何もかもが狂っているような夢。
もちろんそんなことは無くて、目の前に教科書はあるし、黒板を叩く音は聴こえてるし、ついに誰かは体調を崩した。
昨日の続きを、ちゃんと感じている。

 

また日が変わる。
もはや此処にあり得ない闇は、夢になら姿を現すだろうか?