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4:00AM

”考えろ”なんて言わないから

目を逸らしたり笑ったり

騒ぎ出した教室の窓際
大雨、ビルを覆う白い空が落ちてくる
テニスボールの飛翔、落下、笑い声
無意味なカットバックと、知らない誰かの声

 

音は響かずそこに静止する。
停止する運動体に囲まれて、誰かは頭を抱えている。
定型化したプロポーズの定義を崩す札束の黄色
服、車、次いで音楽を身に着けている。

 

文庫本に世話をされて育ってきたような、小さな憂鬱
揺れる膝
人間の匂い
10回目のブザー

 

さっきまで生きていたカラス
当たり前に居なくなる一人
きっとまだ息をしてる。

 

抱きついて離れない瞬間に死ぬ誰か
彼らの愛が絶えないからと隣人は目を失くした。
辛うじて見えた赤い屋根が2つ。
韻を踏むカーステレオ。

 

ガムテープ、手錠、日常。
寂しいからと、ペダルは止まらずまくし立てた。
錆びた鉄橋。

 

底の高い靴を投げ飛ばす
新聞紙が舞う前に燃やしてしまうような景色
今日も懲りずに一番背の低い棒グラフを探し探していた。
地下室の人々。

 

這い上がる影
吠える犬
真剣な提案の上で
今は言葉を生み出せない死後硬直の真っ最中。