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4:00AM

”考えろ”なんて言わないから

Can'tKeepUp

自分の前にはいつも別の自分がいて、違った表情や違った言葉なんかを使っている。
いつも笑っていたり、いつも泣いてたりする。
後ろの方で僕は、いつも通り呆れかえっている。
「自分ってそもそも何なの」と、決してシリアスな疑問では無くまるで阿呆のように楽天的な問いかけを、目の前の彼らに投げている。
今日も誰かのおかげで良いことがあって、悪いことがあった。
何もない日は何もないことが良いことであり悪いことであったりする。
たくさんある顔の中の誰か一人が呟いたような小さな言葉で、心を痛めている。

 

何か大きな傷を負った人間模様を、今日も紙に描いてみたり、或いはまるで深刻な病状があってそれを隠すかのように誰かの裏に隠れたり。
人混みに逆らって歩いているようで、実は一歩も前に進めていない状況。
音楽をひたすら耳に流し込んで思考が止まっている。

 

やっぱりうまくいかないので、そんな紙はクシャクシャにしてしまって捨ててしまう。
小さなメモ書きもその必要など無いのに捨ててしまう。
何の成果も得られないまま足跡を無くしてしまう。
そうやった後に戻ってきたのは、どうしようもなく不甲斐無い人間性と、仮面同士の会話に身を投じてまた思考放棄に浸かっている自分だった。

 

他の誰かと自分を隔離するために、文字を書いて、打ち込んで、絵を描いて、見たことも無い、実在もしない幸せな世界をたとえ平面でもいいからと必死に探していて、それこそ、何かを考えて、必死に考えているようで本当は抜け殻のようになってしまった自分が居る。
本来の人間像がこれ?それなら僕はこれからどうしたらいい?
これを堕落と受け取らないでどう解釈しろって言うんだ。

 

根本的に歪んでいるのは最初から分かっていた。

それでもそんな自分をどうにか好きでいて守っていようと思って今までこう散々な"お話"をしていた。
あっけなく死んだ。
いつのまにか死んでいた。
そんな気がしてしまって、時間が有限だったことに今更気づいた。
それとももっと酷く、無くなってしまうのが本当の理解かもしれない。
僕は何も変わっていない。
それでも内面の話は表に出てこないだろうと、影響はさしてないだろうと思っていた。
今改めて見返して、失言が多すぎたのだ。
特に最近は。

 

何も考えなければ何でもない朝が来る。
昼は何もかも忘れて勘違いを繰り返す。
何か大事な物を、毎日素通りしている。
夜はたぶん一日の全部を後悔している。
そうやっていつまでいくんだろう。
強制的に引きはがされる時が来る。
モラトリアムってそういうものだった、きっと。

 

みんな正論を言う。
無理を言うなよ。
だいたい檻の外から、幾度となく繰り返した観察実験の何回目かを、今まさにやっている最中なんだろう。
そして今までに記録した何千何万のデータから、今回も恐らくはそうだろうと被検体を見限ってしまう。
似ているけど、中高生の現実ってこんなかっこいいもんじゃない。
そして他と違った誰かも同じように放してしまう。
もっと精神的な部分で教育をちゃんとするべきだよ。

 

今日はこれでやめにしよう