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4:00AM

”考えろ”なんて言わないから

「聴こえているだろうか」
「別に不安を与えたい訳じゃ無い、ただ聴いてほしい」
「そんなことは無理かも知れない、君には、多分」

 

鼓動が耳元で鳴っていた。
恐ろしかった。
確かに”ひとつ”だと思っていたのだから。
それは、訴えているようだった。
だから苦しい、何を願っているのか分かっているから。
私はそれを殺す気でいたのかもしれない。
分かってくれと、何処かで思っていた。
今日も不安は絶えなかった。
目の前に人間が居るだけで、私はそれを忘れた。
独りになった途端、それが顔を覗かせた。
今の私が立ち向かえるはずなど―――

 

何も変わっていない気がする。
1年経ってしまった。
人間は変わるものだと、それでいて変われないものだと。

 

これからは?
猶予はもうすぐ切れてしまう。
私は行動を起こさなければいけない。
何かあったのだろうか、過去に何か、トラウマじみた思い出が。
あっただろうか?

 

問いをぶつける相手は、そうだ、居なかった。
”居ない”
手を伸ばせばいくらでもそれは得られるだろう。
意気地無しめが。
このうち何割が、本心だろうか。
どこまでも演出なんだろうか。

 

感情的になるという演出を繰り返していた。
怒ってもいないのに、怒っている。
大声で怒鳴り散らす。
本当の姿など無いと言った。
いつか、そう書いたはずだ。
誰でも同じだろうか?
誰か教えてほしい