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4:00AM

”考えろ”なんて言わないから

3/19

他人のどうでもいい言葉でこの軽薄な自尊心が、嘘だって分かってても自分を守ろうとする言葉がぶっ壊されてしまいそうになる。
自分の世界を創り上げて維持しなきゃならないのは、生まれた時に何も特別な意味を持っていなかった僕が、今も誰かの悲劇や才能を見て胸を抑えてしまうような人間だから。

 

「病み期だ」
いつもよりずっと小さな声で、いつもよりずっと暗い顔をしてそう言った友人の前で、自分の思う言葉はたぶんこの人を壊してしまうだろうと、そこまで考えが至ったことは自分にしては珍しいことだと思う。
正論は人を殺すという避けようの無い理論を、誰かに食らいながら誰かに食らわすような不毛な事は、少しずつ減らしていきたい。
そういうわけで彼の助けになろうと、割と心の中から思って言ったものは、どう受け止められたかもわからない。
自己満足が同じように彼を傷つけないように、ということも考えてはいたけど。
家に帰って少しして、もしかしたら自分が気持ち悪いんじゃないか、なんて考え出して止まらなかった。

 

誰かには他の誰かが助けになってくれる。僕はそのために必要ない。
これは割と大事なことだって自覚した。
自分にとってその誰かがいるかなんて知らないけど、(誰か誰かと言って、その誰かが誰なのか、自分は分かってる)献身に酔うのは、そんなつもりじゃなかったとしても、良いことじゃないよね。
理屈で分かっていても、口の勝手な動きを制御するのは簡単じゃなくてさ、でも習慣にしてしまえばきっとうまくいく。
笑い方の変遷ってのはある。

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読みたい本がたくさんある。

カミュカフカサリンジャー、シモ―ヌ・ヴェイユ夢野久作
あと安倍公房も興味がある。
休み中にどれだけ読めるかなぁ。
目的達成したらたぶん今までで一番”有意義な”休みになるよ。