読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

4:00AM

”考えろ”なんて言わないから

hitogoroshi

夢か、ゲームか、お化け屋敷か。
或いは前世?
僕は人殺しなんてしたことない。
でもはっきり分かることが記憶に棲みついてる。
無惨な殺され方をした顔は上を向いていて、口から血を吐いていて、目がとんでもなく見開かれている。
そのそばを通り過ぎようとする僕はいつも、それが今にも動き出すんじゃないかと、怖くて怯えている。
通り過ぎようとしたら足を掴んでくる。
そんなスプラッタドラマのような光景を、まるで自分の記憶かのように思い起こす。
知人が死ぬ様子を想像しすぎたのかもしれない。
それはもう、よくある事だけれど。
「親や友達が目の前で死ぬ」そういうことを考えるのは。

―――――

人を励ますってことは無責任がいつも付きまとっていて、それをできるだけ、発言に説得力を持たせようとはしているけど。
あり得ないようなことを言ってる訳でも、心にもないことを言ってる訳でもない。
でももし自分の言葉でその人が気分を持ち直しても、その結果同じように失敗をしてしまったら、怒りの矛先の一部は自分に向けられても仕方ないかなと思う。
そんな未来を少し心配しながら、「きっと大丈夫だよ」なんて自分が言われたらぷっつんといきそうなことを言う。
平気で言ってるわけじゃない。
でも、無責任だと思う。
相手にとって何がいいか、なるべく多くのことを分かってあげられたらそれに越したことはないだろう。
でも人間は相手に求める物を、同じように求められたら拒んでしまいたくなる生き物なので。
程度の問題だとは思うけど、なにが上分別だか分かりもしない。
難しいね。