日記

cahier

人間的にどうにか変わってやろうなんて、考えている暇が無くなってきた。ものを書く量は増えたけど、それはどれも周りと自分との話ばかりで、一人のことを思っていると、後ろめたさを感じるようになったのかもしれない。変化は悪いことじゃないけど、何処に…

sonoato

たくさんの色を混ぜてぐちゃぐちゃにしたような、ただ気色悪い空気の中で希望を絶った日があった。その日は雨が降っていた。誰かが笑って、また濁った空間をかき混ぜる。僕は泣いている。誰にも気づかれないように隠すのも遅すぎた。多感だったと言えばそれ…

6/25

親しい誰かが死ぬ想像。自分が死ぬ想像。そこに隠れている喜びはいつもどこかで願ってきたもので、真っ白な部屋でしかあり得ない幸福な死だけを思い浮かべて祈っていたもの。それでも、少しの間の痛みや悲しみがそれを覆って見えなくする。自分が死を選んだ…

短夜

0514いつか忘れてしまうようなことを、いま確かに握っている気がする。ずっと後になってそれが無いことに気づいて後悔するもの。確かにここにあったことだけは、せめて思い出せるように。ピアノの音を流しただけの夜。いつか自分のものにしてしまいたいと願…

5/10

何も考えていない時間や、そうでなくてもくだらないことを考えている時間が増えたような気がする。大事な事を忘れっぱなしにしているみたいで、上手に考え事が進まなくなっている。本を読んでも、活字と脳の間に変な仕切りがあって内容を上手く読み込めない…

4/16

今年の僕には、夏も秋も冬も無いような気がする。かろうじて春は今日見てきた。来週で潰えてしまうから、しばらく後の記憶にできるよう、できる努力をしてみたい。 過去と未来は平等に対峙しない。価値観の比重は人によるものか、実は一致するのか。不確定な…

12/27

独りでいることや友達が欲しいということについて。 言葉が届くべきところに届いてほしいと思う。 — eashi! (@eanofinder) 2016年12月27日 誰かを苦しめながら生きてるそれが望みでなくとも結果的にそうなってる — eashi! (@eanofinder) 2016年12月27日 経験…

em

これまで、一体どれほど叫んだだろう。報われないものや、本当に欲しているもののことを。目に見えていたものは、徐々に変わっていき、僕の手がかじかんだまま、それは遠くに行ってしまう。聴こえている?きっと、聴こえていないのだろう。確率の推定は実に…